インダストリアルスタイルとは

インダストリアル 照明

インダストリアルとは工業的、産業的と言う意味があり、工場で見られる鉄骨柱を剥き出しで使用したり、レンガ壁を作り、部分的にレンガを欠けさせたり、煤けた様に仕上げ、インテリアに取り入れてコーディネートしたものがインダストリアルスタイルと呼ばれています。
日本ではインダストリアルスタイルを若干柔らかくして、角を取り、内装にも適したデザインでまとめた「男前インテリア」というデザインスタイル、アメリカではニューヨークスタイルと融合させた「ブルックリンスタイル」というデザイン亜種も広がりを見せ、他にもヴィンテージスタイルやジャンクスタイルとも呼ばれています。
それらは、全体的にやや無機質で無骨な雰囲気に仕上げられており、工場で使われている器具の様に、煤と油で使い古された様なハードボイルドな雰囲気や、古木材やアイアン、アンティークの家具を取り入れた演出、ブラックやダークブラウン等トーンの低いカラーコントロールが特徴的です。


インダストリアルスタイルのアイテム

インダストリアル ライト


インダストリアルスタイルのアイテムは、工業系デザインの家具を中心としたもので、工場で使われていたようなロッカーや棚と言った使い古されたものが多く使われています。 特に小物では、空き缶などはペン立てや小物入れとして使われたり、ドラム缶をリサイクルしてバケツにしたりと、あらゆるものが加工を施されてインテリアに取り入れられています。DIYをしている人達は、木材に塗装を施した後、布などでわざと拭き取り使い古されたような雰囲気を演出するなどの加工も流行しています。


◯テーブル 椅子

基本的な組み合わせは、リサイクルされた木材とアイアン。テーブルでは天板に木材を使用して脚部はアイアンで仕上げていきます。使われている天板にも加工が施されているものが多く、リサイクルされている木材であれば、釘やネジ、蝶番の跡が残っていることもあります。通常はそれらを埋めて加工を施しますが、あえて残したまま加工を施す場合もあります。さらにローテーブルでは、滑車付きの台をそのままテーブルに使うケースも見られます。そして椅子は座面、背もたれには木材を、フレームにはアイアンを使う場合がほとんどです、また木とアイアンの組み合わせだけではなく、アイアンだけのものもあります。余分な装飾もなく無骨なデザインのものが多く作られています。ソファでは、レザーの張地の物を取り入れるケースが多く、あまりきれいな物よりも補修の跡があるものの方が、インダストリアルな雰囲気を演出できます。また、あえてアンティークのソファを取り入れて、応接室のような高級感を演出する場合もあります。


インダストリアル カフェ

◯照明


様々な種類がある照明器具の中でも、多く使われているのはペンダントライトで、ここでも工場で使われているようなデザインのものが人気を集めています。例えばシェードにアイアンを使ったデザインのものを取り入れたり、天井高がある空間には大き目の照明を取り付けて工場の雰囲気を演出することもあります。新しいデザインと言うよりも、少し古めのデザインが好まれており、極端に言うとシェードがないタイプ(裸電球だけ)のデザインでも十分にインダストリアルな雰囲気が演出できます。


インダストリアル ペンダントライト

〇ハンガーラック


椅子やテーブルと同じように、古材とアイアンを取り入れたものが多く、余分な装飾がないシンプルなフォルムのハンガーラックが人気を集めています。洋服を掛けるという機能だけを優先しており、他には簡単な棚やカゴが設けられている程度。空間全体のバランスにもよりますが、極力装飾がないシンプルなものを置いたほうがインダストリアルスタイルの空間にはマッチしやすいでしょう。もちろん全部がシンプルすぎても殺風景な空間になってしまうケースがありますから、あえてここで装飾のある物を選ぶことも良いと思います。

インダストリアル ハンガーラック