インテリアのスタイルの中には様々なスタイルがあります。
そんな数あるスタイルの中から、今回は「インターナショナルスタイル」について少し書いていこうと思います。
かなり近いスタイルとしてモダンスタイルが挙げられます。
極力装飾を排除しているところやグレードの高い家具や素材を使っているところなどは非常に近いと言えます。
違いとしては、現代のモダンスタイルでは木系の素材も多く用いるようになってきましたが、このインターナショナルスタイルでは木系の材料はあまり使用せず、世界共通の材料と技術を用いているという点です。例えば、レンガやコンクリートと言ったところでしょうか。
カラーは基本無彩色とし、計算しつくされたインテリア空間をコーディネートしていきます。この点はクールスタイルにも似ていますね。
こういった空間に使用する家具は、今、国立西洋美術館の世界文化遺産登録で話題となっているル・コルビュジェがデザインした「LC-6テーブル」や、「グランコンフォート」がとてもマッチします。他にミース・ファンデルローエの「バルセロナチェア」、マルセル・ブロイヤーの「ワシリーチェア」なんかも良いですね。
オフィスなどの生活感のない場所でしか見たことがないようなソファーやテーブルでも、このスタイルではこれ以上ないというぐらいに空間とマッチしてくれます。
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