いろいろなデザイナーVol44　～マルセル・ワンダース～

今回は、エレガントでロマンティック、そしてエロスさえも感じさせてくれるデザイナー「マルセル・ワンダース（１９６３年～）」をご紹介いたします。インテリアデザイナーとしてはもちろん、アートディレクターなど、多彩な才能を持つ人物です。

彼は、1963年にオランダで生まれました。アムステルダムを拠点に、世界で活躍しているマルセルワンダースが注目されるきっかけとなったのが、1996年に発表された「ノッテッド・チェア」でした。

最初はドローグ・デザインから発表されましたが、後にイタリアの家具ブランド「カッペリーニ」からも発表された椅子で、ノッテッド（結ぶ）の意味通り、ロープを結び合わせて作られた驚きのデザインは、彼の独自の世界観を反映した椅子でもあります。ハンモックを思わせるフォルムは、座っているだけでもリラックスできそうですよね。この椅子は、発表されてすぐにMoMA（ニューヨーク近代美術館）の永久コレクションとして選定されました。

彼の世界観は、自身がディレクションをするインテリアメーカー「moooi（モーイ）」でも表現されています。毎年開催されている「ミラノサローネ」では常に注目を集め、デザインの流行を作り出しています。

また、Kartellから発表されている「ストーンスツール」は、スツールと言う単純な椅子に、光を屈折させるようなカッティングを施していて、キラキラと輝く美しいスツールに仕上げています。オブジェとして置いておくだけでも絵になるおすすめの椅子ですよ。

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ストーンスツール
33,700円（税別）（送料無料）

• 2021-01-04