接合

フィンガージョイントを利用した美しいアームチェア。

アームチェアPP68

北欧家具と言えば、木を中心とした温もりのある印象があると思います。そんな人気の家具の代表的なデザイナーである「ハンス・J・ウェグナー」です。ミッドセンチュリーの時代に活躍した彼は、生涯で500以上もの家具をデザインしていて、現代でも人気の家具を多く手掛けています。

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木工加工Vol.4 ~ほぞの種類~

木材と木材を繋ぎ合わせるために必要となる方法には様々ありますが、その中でも重要となるのは「ほぞ」を使った接合方法です。
ほぞ」については以前ご紹介しましたが、今回はそのほぞの種類について紹介していきます。
ほぞの種類はとても多くすべての種類を紹介するのは難しいのですが、その中からいくつかご紹介します。
片胴付き 二枚ほぞ 二方胴付き 二段ほぞ
小根付き 四方胴付き 三方胴付き 蟻形包みほぞ
今回は8種類の紹介ですが、特殊なほぞを除きほとんどのほぞは「ほぞ穴」に押し込み固定して使用します。
そのため、「ほぞ穴」はほぞと同じ大きさに加工し、隙間ができないようにする必要があります。今では機械加工が進み簡単にほぞ穴を作ることができますが、少し前までは「ほぞ穴」を計算通り作ることができるかは、職人の腕の見せ所と言っても良いくらいに経験と加工技術が必要でした。

家具の加工では「蟻形包みほぞ」や「二枚ほぞ」をよく使いますが、他にも様々な加工を行います。以前紹介したフィンガージョイントをその中の一つ。家具を買う時に少し確認してみるのも良いかもしれませんね!

ハプセント

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