曲木

なめらかで美しいシルエットのダイニングチェア。

メイソンダイニングチェア

ご自宅のダイニングで使われることが多いダイニングチェア。食事をするときはもちろん、作業をする時や、プライベートルームでの勉強など、様々な場面で活躍していますよね。今回は、そんなダイニングチェアの中から、曲木を使った美しいシルエットの椅子をご紹介いたします。

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座り心地と美しい曲線を兼ね備えたオフィスチェア。

曲木オフィスチェアエリート

オフィスを言えば、無機質なイメージで、おしゃれ空間とは程遠いイメージがありますよね。しかし、近年ではカラフルな椅子を導入したり、デスクにも機能性とデザイン性を兼ね備えた物を導入したりと、様々な形がみられるようになってきました。今回は、そんな中から、座り心地と美しい曲線を兼ね備えたオフィスチェアをご紹介いたします。

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いろいろなデザイナーVol.1 ~ミヒャエル・トーネット~

家具照明等多くの物がインテリアに用いられています。それらは多くのデザイナーの手によって生み出されました。
このシリーズではそのデザイナー達をご紹介していきます。
第1回目は、家具に大きな変革をもたらした曲木の技術を用いた椅子を制作した「ミヒャエル・トーネット」(1796年~1871年)をご紹介します。
ミヒャエル・トーネットミヒャエルトーネットは、ドイツ西部にあるボッパルトでなめし革業を営んでいたフランツ・アントン・トーネットの息子として1796年に生まれました。
建具職人の下で修行をした後、1819年に自身の家具工房を開設。
その後、積層材を用いた木材加工の研究を始め、木を蒸気で蒸して曲げる加工方法を開発します。
そして、1842年にこの曲木技術の特許を取得しました。
曲木技術を用いた家具が世界的にも有名な『No.14』(現在はNo.214)です。この椅子は世界で5000万脚以上が生産され、様々な場面で用いられています。(工業製品で最も成功した製品とも言われています。)現在も、カフェなどでよく見かけますよね。
No.14の開発後、1849年 ウィーンに工房を開設。現在のトーネット社の基礎を築きました。
それまで、オーダーメイドが主流だった家具の世界に、家具を量産するという近代的なシステムを作り上げたのもこのトーネットと言われています。
トーネットが研究していた積層材を用いた技術は、曲木だけでなくその後の家具業界にも大きな変革をもたらします。それが成型合板です。
成型合板を用いた家具はたくさん作られましたが、それはまたの機会に紹介いたします。
ハプセント

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