いろいろなデザイナーvol.31 〜ピエール・ポラン〜

ピエール・ポラン

今回は、フランスのデザイナーで、今までになかった流麗な美しさを表現する「ピエール・ポラン(1927年~2009年)」をご紹介いたします。

ピエール・ポランは1927年、フランスのパリで生まれます。大叔父が彫刻家、叔父は自動車デザイナーと言う一族の下に生まれたポラン。

彫刻家を目指して日々修業をしていましたが、ある日、事故にあってしまい右手を怪我してしまいます。その影響は大きく、彫刻家の夢を断念することになります。

しかし、彼の才能はここから花開いていきます。彫刻家の夢を諦めたポランは、パリにあるエコール・カモンド校で伝統家具を学び、チャールズ・イームズ、エーロ・サーリネン、ジョージ・ネルソンなどのミッドセンチュリーを代表するデザイナー達の影響を受けて行きます。

家具を学んだ彼は、1954年にフランスの家具ブランド「トーネット」やオランダの「アーティフォート」から次々と作品を発表して行きます。そして、1965年には彼の代表作となる「リボンチェア」が誕生します。その造形は、流麗で座り心地に優れており、デザイン界でも称賛されました。その翌年には、「舌」の名前を持つ「タンチェア」を生み出しています。

ピエール・ポラン

この作品以降も、肌触りが心地よいストレッチ素材の布を使った作品を多く発表し、プロダクトデザイン界に名を広めて行きました。

1970年の大阪万博では、フランスパビリオンにトリコロールのソファ「アンフィス」を展示します。このソファは、メタルの土台に多くのパーツを様々な角度で繋ぎ合わせ、最後にクッションを入れる事で、接触面の摩擦によってフォルムを維持すると言う斬新な構造を持っていました。これは、当時の人々に驚きを与え、今でも語り継がれています。

様々な素材とデザインを作り出したポランは、1987年に、国際インダストリアルデザイン賞を受賞。その後、パリの国際家具見本市で「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。そんな彼は、2009年にこの世を去ってしました。享年82歳。

彼の活躍は、フランスデザインの偉大さを世界に広め、今でもフランスを代表するデザイナーとして多くの人々に知られています。

 

 

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