インテリア

インテリアスタイルVol.12 ~カリフォルニアスタイルとは~

アメリカの西海岸、カリフォルニアをイメージしたインテリアが特徴の「カリフォルニアスタイル」。
海外セレブやモデル、芸能人たちから注目を浴びているスタイルです。
このスタイルのキーワードはいくつかありますが、代表的なものを5つ挙げてみましょう!
①海をイメージできるような雑貨を取り入れる。
 海を臨むカリフォルニアならではの雰囲気を出すためには必須。
②海と空そして大地をイメージできるようなカラーコーディネート。
 青と白を壁・床・天井に取り入れ、家具には木を使用したものを使用します。
③オルテガ柄などの鮮やかな色を取り入れる
 自由の国アメリカをイメージするような開放的な色を取り入れる。
④取り入れる家具にはヴィンテージ感のある物を!
 アンティーク感のある家具を取り入れたり、真新しいものにダメージ加工を施し古さを演出していきます。
⑤ゆったりとして、リラックできるような空間を目指す。
 カリフォルニアスタイルの一番のポイントは「自由」。どれだけゆったりとした空間で自由気ままに過ごすことができるのかを追求していきましょう!!
これ以外にも、グリーンや流木を置いたり、デニムを取り入れるなどたくさんのポイントはありますが、上記の5つを気にしながら潮風を感じられるような空間を意識していけば、カリフォルニアスタイルに近づけるはずです。

 

ハプセント

木とスチールのお洒落なスツール。

椅子には様々なタイプがありますが、今回ご紹介する椅子は、背もたれのないスツールタイプで、金属系の素材と木の組み合わせのバランスが絶妙な椅子です。 座面には木を使用し、アンティーク感を出すためにオイル塗装が施されています。脚の部分は、スツールによくみられる4本足ではなく、スチール素材の円筒形の形を採用しており、より安定感が取れるようにデザインされています。

スツール

さらに、脚部分のスチールにはイエローホワイトの塗装が施されていますから、全体的にも落ち着きがあり様々なスタイルの空間にも合わせることができます。

座面の木部分の厚さはそれほど厚くはなく、脚部分のスチールも細めのタイプを採用しているため、軽量化にも成功しています。

スツール

 

 

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存在感とアンティーク感を併せ持つ置き看板。

店先に置いてメニューやおススメ商品などを書いてお客の誘導に一役買ってくれる置き看板

最近ではどこでも見かけるようになってきましたよね。みんなが同じようにやっていては目立たせることができません。そこで、置き看板にもこだわりを持った物を!!と言う思いから今回の置き看板(A型看板)をご紹介します。

スタンドブラックボード

木にはアンティークフィニッシュ加工がされていて、アイアンで作られているカゴには、錆風の塗装が施されています。この2つの要素が合わさればアンティーク感を倍増してくれます。かごにはポストカードやDMを入れてさらに詳しい情報を手に取ってもらえるようにすることもできます。

アンティーク置き看板

空間はこだわりがあるのに、外の置き看板は普通!?なんてことをよく見かけます。せっかくこだわった空間なのですから、お客の誘導に重要な置き看板にもこだわりを見せては如何でしょうか!

 

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シャンデリアを思い起こさせるフォルムのペンダントライト。

先日、「ジェンマスモール」と言うペンダントライトを紹介しましたが、今回はジェンマスモールよりも一回り大きいサイズの「ジェンマ」をご紹介します。フォルムはジェンマスモールと同じで、シャンデリアをイメージして作られています。
ジェンマ
しかし、ここで大きく違うのがサイズ!!
サイズは、Ø400mm×H400mm。自分の部屋で使用するには少し大きいかも??ですが、ダイニングやリビングなどの広い空間であればしっかりと存在感を示してくれるはずです。
特徴の一つでもあるアイアンフレームは、アンティーク感のある仕上げが施されていますので、男前インテリアやカリフォルニアスタイルに挑戦中の方にもおススメの照明です。
ジェンマ
店舗で使いたいという方もいらっしゃると思います。

住宅で使う場合には大きさが気になるところですが、店舗などの商業施設ではある程度広い空間になっいていると思いますので、それほど大きさを気にすることはありません。逆にこの大きさがアクセントとなり、全体をより魅力のある空間に演出してくれるはずです。

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ジェンマペンダントライト

ジェンマペンダントライト
27,500円(税込)~
(送料無料)

アイアンフレームが印象的なシンプルなペンダントライト。

シャンデリアには憧れるけど、装飾が多いのはちょっと・・・と考えている方におススメのペンダントライト
この「ジェンマスモール」はシャンデリアのシンボリックなフォルムをアイアンフレームで型どったシンプルなペンダントライト。
ジェンマスモール
カラーも「アンティークゴールド」と「アンティークブラウン」が設けられています。
アンティークゴールドは、金属の質感を活かすよう、磨きをかけていますいますからとても明るい印象があります。シェード部分は表面にクリア塗装を施し、やや艶のある質感です。アンティークブラウンは、アンティークブラス風のメッキ加工を活かし、マットな質感に仕上げてられていますから、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
ジェンマスモール
そして、何より印象的なこのアイアンフレームは、アンティーク感を感じさせてくれるフォルムですから、インダストリアル系の空間を目指している方にはさらにおススメの照明です。

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ジェンマスモール

ジェンマスモール
19,800円(税込)~
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インテリアの照明Vol.5 ~スタンドライト~

様々な種類がある照明。今回は、補助照明としてとても重宝される「スタンドライト」について紹介します。
スタンドライトとは、大まかに言ってしまうと、床や家具等に置いて動かすことができる照明の事を指します。しかし、このスタンドライトの中には幾つかの種類が含まれています。

テーブルライト
背が低く、テーブルやサイドテーブルに置いて補助照明として用いることができる照明。細かい角度調節ができるタイプも多い。

フロアスタンドライト
移動ができることはもちろん、背が高く、十分な明るさを備えている照明。

デスクライト
作業用のデスクで使用する照明。テーブルライトと一緒にされていることも多い。
スタンドライトの主な用途としては、主照明のみでは暗いと感じる場所に配置して、明るさを確保する補助照明としての役割が殆どです。
例えば、部屋の隅にありがちなテーブルの上にテーブルライトを置いたり、ソファーで読書をする場所にスタンドライトを置いたりと言う具合です。主照明だけで全てをカバーすることは正直難しいので、スタンドライト等の補助照明を効果的に配置することで、部屋全体の明るさを確保していきます。

スタンドライトは、白熱球や蛍光電球を使用しているケースが多いのですが、最近ではLEDを使用している物も多くなってきました。
LEDは読書や作業する際には、目に非常に良いと言われていますから、これを使わない手はありませんよね。新しい照明器具であればLED対応かどうかが表記されている物も多いので、もし使われている電球がLEDでなければ、交換して使用するのも良いと思います。

 

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木の温もりを感じることができるスツール。

スチールのフレームに、座面は木材と言うちょっと変わった組み合わせのスツールをご紹介します。このスツールは、メインフレームにスチールを使用し、丈夫さと安定感を確保。今流行りの男前インテリアにはピッタリなフォルムも魅力的です。そして、座面に木材(パイン材)を使用することで、冷たさしか感じないスチールだけの椅子と差別化をしています。

アランスツール

 

座面に木材があることで、長時間座っていてもお尻が痛くなることとぉ軽減してくれますし、何より木の温もりを感じられるとい事が良いですよね。

 

アランスツール

 

同じシリーズで、アーム付きのチェアもありますから、写真のようにセットでコーディネートするのもカッコイイですね。

店舗で使えば、お店をさらに魅力的に演出してくれることは間違いないでしょう!!

 

 

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スチールと木材のバランスが絶妙な椅子

今回紹介する椅子は、スチールとパイン材を組み合わせた椅子。全体の構造はスチールで作られていますが、座面にはパイン材を使用して木のぬくもりを感じられるようにしています。また、アーム部分が体を包み込むように配置されていますので、ゆったりと座ることができます。

 

アランチェア

 

アランチェア

 

このシリーズの中にはスツールタイプもありますので、合わせてコーディネートすれば空間全体に統一感を生み出せます。

男前インテリアに挑戦中の方であれば、この椅子と同じような素材・色のテーブルを採用すればさらに男前感をアップさせることができます。

 

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アランアームチェア ホワイト

アランアームチェア ホワイト
19,030円(税込)(送料無料)

合成皮革のマガジンラックがお洒落なサイドテーブル。

今回ご紹介するのは、コンパクトでありながらこだわりの詰まったサイドテーブル。少し変わった天板の形をしていますが、この形がポイントの一つ!空間のコーナーに置いてあげれば、隅までしっかりと使える構造になっています。

また、マガジンラックも備えているので、お気に入りの本を置いてあげるのも良いですね。

アンティークサイドテーブル

 

アンティークサイドテーブル

 

住宅で使う場合は、普段は室内で、晴れた気持ちの良い日は外に出して本を読みながらTEA TIME!なんて良いかもしれませんね。

もちろんカフェなどの店舗でもオススメ。コンパクトな設計になっているサイドテーブルですから、ちょっとしたスペースにも置くことができます。テイクアウトしたコーヒーを少し腰かけて楽しんでいってもらと言うのは如何でしょうか。

 

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アンティークサイドテーブル

アンティークサイドテーブル
11,330円(税込)

インテリアの照明Vol.2 ~ペンダントライト~

ペンダントライトとは、コードやチェーンなどで天井から吊り下げるタイプの照明器具を指します。ダイニングテーブルカウンターテーブルに配置して演出をしたり、階段や吹き抜け部分に配置することもできます。場面の違う空間でも使えることから、使う場所は限定せず主照明タイプとしてのペンダントライトから多灯向けのペンダントライトまで幅広いタイプがあります。
また、シェード部分には様々な素材が使われており、空間に合わせた素材選びも重要となってきます。例えば、今流行りの男前インテリアやアンティーク感の演出をしたい方であれば、金属系の素材のシェードを選ぶとさらに空間に磨きがかかります。和の空間であれば、木や和紙を使った物を選ぶと良いでしょう。

男前インテリアやアンティーク感の演出におススメの照明
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LEDエポカペンダントライト

LEDエポカペンダントライト
14,800円(税別)

取付はとても簡単で、引掛けシーリングにワンタッチで取付できてしまうものがほとんどです。店舗ではダクトレールを設置して多灯付けできるように工夫しているところも多いですよね。コードの長さも専用の器具を使えばある程度調整が可能なので、テーブル全体を照らしたい場合には少し高めに調整して使用するのも良いでしょう。

最近では、LEDを使用できるペンダントライトも多くなってきました。省エネや長寿命と言ったメリットの他に、熱を発しないと言うメリットもあるLEDであれば、空間を暖めてしまうという事もありませんから、夏の季節には少しですが節電にも役立ってくれるはずです。

 

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存在感のある金属素材を使用したレトロなペンダントライト

LEDエポカペンダントライト

LEDでもアンティーク調の味わいを。そんな思いから生まれたペンダントライト「LED Epoca(エポカ)」。存在感のある金属を使用したレトロなシェードとLEDライトの組み合わせが絶妙です。

シェードには金属素材を使用しており、アンティーク感の演出も完璧!!今流行りの男前インテリアに挑戦している人にもおススメですし、自分だけのこだわりのあるレトロな空間を作り上げるのも良いと思います。

エポカ

住宅だけでなく、飲食店や物販店などの店舗でも活躍できるこだわりの詰まった大人カッコイイ照明。

BARでレトロな空間を作り上げたいオーナーの方や、ブルックリンスタイルのカフェを考えているオーナーの方など、幅広いニーズに対応できる魅力のあるペンダントライトです。

 

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LEDエポカペンダントライト

LEDエポカペンダントライト
16,280円(税込)

金属の質感を味わう事のできるペンダントライト

今日は、金属の質感を味わう事の出来る照明をご紹介します。

通常の照明は、プラスチック系の素材を使ったり、金属系の素材でも塗装がされていて質感を楽しめなかったりしましたが、このペンダントライト「LED Padella(パデラ)」は違います。

パデラ

金属の質感を味わうために工夫されており、さらにコード保護として木材のウォルナットを採用していますので、金属と木材とのバランスがデザインのアクセントにもなっています。

 

カラーは3色から選べますので、テーブルや床、壁の色で選択してみては如何でしょうか!!

 

 

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スタッキングした姿までもが美しい椅子。

スタッキングした時にこれほど美しい椅子が今までにあっただろうか。
背もたれの曲線と、脚部の納まり。積み上げているだけなのにとても見ごたえのある椅子です。
通常の椅子であればスタッキングした椅子は隠して置くと言うのが通常です。
それは、見た目があまり良くないため、隠しておくのが良い考えるからです。しかしこの椅子は違います。スタッキングするだけで絵になる椅子ですから、たとえ見えたとしても不快感を与えることはありません。
モニカ
カラーも全部で6色ありますから、すべて違う色で重ねることができればとてもカラフルなスタッキングが完成します。
空間全体でみれば、6色すべてを導入することは少ないかもしれませんが、もし導入できればとても魅力的なフォルムを見ることができます。
モニカ
椅子自体の素材は、オーク材を使用していますのでモダンスタイルや今流行りの男前インテリアにも合わせる事ができます。
もちろん色の選択は重要ですが、木そのものが質感や木目の持つ美しさが際立つ椅子です。

 

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モニカ

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39,380円(税込)(送料無料)

インテリアの照明Vol.1 ~照明の種類~

インテリアには椅子ソファーテーブルなど様々なものがあります。その中にはなくてはならない照明も含まれています。
一言に照明と言っても様々な種類があり、その用途に応じて配置場所や使い方も異なってきます。
このシリーズではそんな照明について書いていきます。
店舗や一般的な住宅で使われている照明でも様々な種類があり、その名称を知らない方も多いと思います。初回は、そんな「照明の種類」についてです。
照明の種類
上の図のように様々な形がありますがまずは名称から説明していきます。

①スタンドライト
基本的には床に置いて動かす事ができる物をこう呼ぶことが多いです。部屋のコーナーやテーブルサイド、ベッドサイドに置いてあかりを演出します。

②スポットライト
壁面に飾ってある写真や絵画など物に光を当てたりするなど、一部を強調したいときに適している照明器具です。
最近では、リノベーション時にダクトレールを配置して、自由に照明の位置を動かせるようにすることも多くなっています。

③ペンダントライト
コードやチェーンなどで天井から吊り下げるタイプの照明器具を指します。ダイニングテーブルやカウンターテーブルに配置して演出をしたり、階段の吹き抜け部分に配置することも多い照明です。

④シャンデリア
ペンダントライトの一種として考えられているシャンデリアですが、他のペンダントライトとは違い装飾性が高く華やかな物を指すことが多いです。洋風な空間に合わせるとより空間の演出ができます。

⑤ダウンライト
天井に埋め込んで取り付けを行う照明のことを指します。埋め込むことで天井がフラットになるため他の装飾の邪魔になる事がありません。基本照明から演出まで幅広く使われています。最近では照明部分の可動範囲も広がり、スポットライトっとしての役割を果たすことのできる器具も発売されています。

⑥シーリングライト
直接天井に取り付ける照明で、部屋全体の明るさを確保するために用いられています。以前は蛍光灯を使う事が多かったのですが、最近ではLEDを使用したものが多くなってきました。

⑦建築化照明
室内装飾の一部として天井や壁などに照明器具を組み込み、建築部材そのものが照明装置であるかのように演出している照明。
この照明は、設計の段階から並行して計画する必要があるため、配置する際は慎重に行う必要がある。

⑧ブラケットライト
壁や柱に取り付ける補助的な照明。アクセント的な使い方で雰囲気のある光の効果を生み出します。個性的でアンティーク感のあるデザインが多いため、店舗の照明でも多く用いられています。

⑨テーブルスタンドライト
①で紹介したスタンドライトをテーブルに置けるように小型化した照明器具。読書や作業用の机の上に置くことが多く、最近ではLED照明を使用したもので、細かく調光ができるタイプが人気となっています。

⑩フットライト
廊下や階段などで足元を照らしてくれる照明。センサーが取り付けられていて自動的に点灯することができるものが重宝されています。足元を照らすことで安全性を高めることもできます。
以上10点について、簡単に書いてきましたが、それぞれの照明については改めて深く掘り下げていこうと思います。

 

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座面を回転て高さを調節することができるスツール。

ドリエル

今、ちょっとしたブーム??を巻き起こしている座面回転式スツール。座面の部分を回転させると高さの調整ができてとても便利なスツールです。
今回ご紹介するスツール「ドリエル」もこの回転式の物。しかも、最も高い位置が665mmまで上がるので、ハイスツールとしても使える優れもの。他の回転式のスツールではなかなか見られない高さなのでそれだけでも価値のあるスツールです。
ドリエル
仕上げもこだわりがあります。座面に使われている物は天然木で、脚の部分はスチール製。ヴィンテージ感を演出するためにガンメタルの仕上げとなっているのでその点も魅力の一つ! フローリングや棚・テーブルがダークな色合いの男前インテリアを目指している方はもちろん、キッチンや棚などをスチールベースとしている空間や、コンクリートの質感を生かした空間など様々なスタイルにも対応できそうな仕上げとなっています。

 

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ドリエル

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25,850円(税込)(送料無料)

塗装についてVol.8 ~ワックス塗装とは~

今日はワックス塗装について書いていこうと思います。
ワックス塗装とよく似た塗装方法で、オイル塗装が挙げられます。この2つは浸透性の塗装方法なので非常によく似ています。

では、その違いは何処にあるのでしょうか。
木の質感を楽しむ事ができる塗装という点ではオイル塗装の方に分があります。
ワックス塗装に比べてオイル塗装は木材に良く浸透し、木目を綺麗に見せることができますし、表面に硬い幕を作らないので木の質感も同時に味わう事ができます。

ワックス塗装はオイル塗装には劣りますが木の質感を楽しむこともできます。しかし、オイル塗装のように木に浸透するというよりは、木の表面に留まり汚れから木を守る塗装と言うイメージの物。そのため、濡れたような仕上げにはならず、無塗装に近い仕上がりで、白色系の木材とはとても相性の良い塗装です。

では、どのようなワックスの種類があるのでしょうか。ワックス塗装では蜜蝋樹脂ワックスが有名です。これは蜜蝋と亜麻仁油が主成分の塗料です。無塗装に近い自然な仕上がりで、木そのものの色や手触りを活かすため、メープルやカバザクラなど明るい色の広葉樹に良く用いられています。それ以外に白木を活かす専用のワックスも出ています。

良いことが多いように思うこのワックス塗装ですが、木材を保護するという面においてはウレタン塗装よりかなり劣ります。ですので、土足で使用する場所でワックス塗装を使ってしまうと、汚れがかなり目立ちますのでお勧めできませんね。
メンテナンスの面でも、ウレタン塗装とは違い1年に1度は再塗装していきたいですね。日常のお手入れには水性のクリーナーなども出ているので、こういった物を合わせて使ってゆくと良いと思います。

 

ハプセント

シンプルな造形の中に美しい曲線がアクセントの椅子。

ココ

今回は、シンプルデザインの中に美しい曲線をアクセントにした椅子「Coco(ココ)」をご紹介します。
今までたくさんの椅子をご紹介してきましたが、その中でも1、2を争うくらいにとてもシンプルなシルエットの椅子です。
しかし、このシンプルな中にもこだわりのあるデザインが施されています。それは背もたれ部分!!ここには美しい曲線を描く笠木が配置されており、シンプルなフォルムの中にもアクセントをプラスしています。

Coco(ココ)

この背もたれは、包み込むような曲線の両端が少し出ており、この出っ張りをテーブルに掛けてあげると脚を浮かせることができます。そうすれば営業後の掃除もラクラクですよね!

Coco(ココ)

シンプルでありながら、美しい曲線の背もたれを持つ「Coco(ココ)」
シンプルだからこそ使う場面を選ばず、カフェから住宅まで幅広い空間に導入できます。

 

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いろいろなデザイナーVol.4 ~ル・コルビュジエ(後編)~

今回は、前回途中までの紹介となった「ル・コルビュジエ」の続きを書いていきます。
前回は、ル・コルビュジエの36歳までの物語を紹介しましたが、今回は晩年に至るまでを紹介します。
1922年の著作「建築をめざして」以降、世界から注目を集めるようになったコルビュジエは、1925年のパリ万博で「レスプリ・ヌーヴォー館」を設計し、同万博でパリ市街を超高層ビルで建て替えるという大胆な都市改造案「
ヴォアザン計画」を発表しました。1930年には「輝く都市」を発表しますが、この2つの案は共通しており、都市中心部に超高層ビルを建て、周辺に緑地を作るというもの。
ヴォアザン計画ヴォアザン計画では、パリの街をベースに計画案が発表されています。
内容は、古い街や建築物を取り壊し新しい幹線道路を作ることから始まります。幹線道路で仕切られた各ブロックには超高層ビルを建て、事務所や住宅を入れます。このように働く場所と暮らす場所を隣接させることにより効率の良い生活環境を実現するという意図がありました。一番のポイントとなったのは容積率の大幅なアップに伴い、周りの土地が空くこと。空いた土地をすべて緑地にしてしまうという考えでした。今ではこの考えに近い都市計画を行っているところもあります。緑を増やし、街の空気や気温上昇への対策としていますよね。
ヴォアザンとは自動車会社の名前ですが、コルビュジェが自身の考えを持ち込み、その考えに賛同したヴォアザン社がスポンサーになったことでつけられました。実は、シトロエンやプジョーにも声を掛けていたと言われています。
実際にはこの計画が実現することはありませんでしたが、これ以降の都市計画に大きな影響を与えています。「輝く都市」は、1933年に開催された近代建築国際会議で採択された「アテネ憲章」の理念にも影響を与えています。
サヴォア邸1930年以降、建築分野でさらに積極的に動いていきます。
1931年に竣工した「サヴォア邸」はル・コルビュジエの主張する「近代建築の五原則」を示す典型的なもので、コルビュジエの代表作ともなりました。
(※「近代建築の五原則」とは、「ピロティ」「自由な平面」「自由な立面」「独立骨組みによる水平連続窓」「屋上庭園」を指します。)
その後、ソ連やブラジル、ドイツでも仕事をしています。
第二次世界大戦後、コルビュジエが主張していた「ドミノシステム」に基ずく集合住宅をマルセイユに建設します。
そして、1955年には国立西洋美術館の建設依頼を受け来日。建設予定地を視察後、京都や奈良に出向き帰国します。この来日がコルビュジエの最初で最後の来日となります。1956年に国立西洋美術館の基本設計案、1957年に実施設計案が届き、弟子にあたる前川國男らが建設に着手し今日の国立西洋美術館本館が建てられました。当初のコルビュジエの案は本館の他、講堂と図書館が入る付属棟と、劇場ホール棟を含む大規模な物でしたが、財政難から付属棟と劇場ホールの建設は見送られました。劇場ホールについては、コルビュジエの弟子の一人であった前川國男の設計により東京文化会館として建てられることになります。
グランドコンフォートそして、その日は突然訪れてしまいました。
来日から10年後の1965年、南フランスのカプ・マルタンで海水浴中に心臓発作で死去。享年78歳。
実は、1957年に妻が、1960年に母が相次いで他界。また自身の公的記録を完成させた直後に死亡しており、当時は自殺説も囁かれていました。
近代建築に大きな影響を与えたル・コルビュジエですが、家具の世界にも大きな影響を与えています。
代表作は「LC2Grand Confort )(大いなる快適)」。
この家具はデザイン家具史上、最も大きな功績を残した作品と言われています。その他に「LC4(シェーズロング・ア・リグレージ・コンティニュ)」、「LC1(バスキュラント)」など数多くあります。

数々の功績が称えられたル・コルビュジエは、1997年から発行されているスイス・フラン紙幣に肖像と作品が描かれています。
そして、ル・コルビュジエの作成した図面や建築模型、家具など20点以上がニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されています。まさに巨匠の名にふさわしい建築家でありデザイナーですね。

ハプセント

いろいろなデザイナーVol.4 ~ル・コルビュジエ(前編)~

今回は、世界文化遺産で話題の国立西洋美術館を設計した「ル・コルビュジエ」(1887年~1965年)をご紹介します。
ル・コルビュジエの本名は、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ=グリと言います。
ル・コルビュジェル・コルビュジエは1887年にスイスで生まれました。
父は時計の文字盤職人をしており、コルビュジエも家業を継ぐために時計職人を養成する地元の美術学校に通う事になります。

この美術学校在学中(1907年)に、コルビュジエの才能に気づいた校長の勧めで、別の建築家と共に最初の建築物となる「ファレ邸」の設計を手掛けます。この建築からコルビュジエの建築家としての人生がスタートしました。

1908年にはパリへ行き、鉄筋コンクリートを手掛けていた建築家の下で経験を積みます。その2年後にはドイツへ渡り、さらに経験を積みます。大学などで建築の専門的な勉強を行っていなかったコルビュジエは、実地を通して勉強をし短期間でたくさんの経験を積んで行きます。
1914年には、鉄筋コンクリートによる住宅建設方法である「ドミノシステム」を発表します。
このドミノシステムとは、今では当たり前のように考えられているもので、建築はスラブとそれを支える柱、階を繋ぐための階段から成るとし、住宅を効率よく生産するために考えられたもの。現代のプレハブ構造の基礎となりました。
その後、1920年に仲間と共に雑誌「レスプリ・ヌーヴォー」を創刊します。このころからル・コルビュジエと言うペンネームを使い始めます。(この名前は、祖先の名前から付けそうです。)

1922年に従兄弟と共に事務所を構えます。その1年後の1923年に雑誌で掲載してきた自身の記事をまとめた著書「建築をめざして」を発表します。この著書の中で「住宅は住むための機会である(machines à habiter)」と残し、彼の建築思想を代表する言葉となりました。この著書は世界中の建築家から注目を集めたことでも知られています。
このときコルビュジエは36歳。エネルギッシュですよね。

コルビュジエについてはまだまだ書いておかなければいけない事がありますが、かなり長くなってしまうので、続きは次回という事で!

 

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塗装についてVol.7 ~ラッカー塗装~

家具の塗装にはいろいろな種類があります。役割は汚れの防止や木材そのものを保護する為の物だったりと様々です。

例えば、以前紹介したウレタン塗装。
ウレタン塗装は、今使われている塗装の中で一番使われている塗装方法です。
特徴は、熱や傷に強く特に手入れもいらないというもの。もちろんデメリットもあります。それは一度傷がつくと元に戻せないという事。当然と言えば当然ですよね。それ以外には、木材を完全に近い状態で保護してしまうので経年変化を楽しむことができないという点。木材は使えば使うほど変化が出てきますので、それを楽しみの一つとしている人も多いはず。ウレタン塗装はそれができないというデメリットがあります。

そこで、木材の経年変化を楽しみたい方には、ラッカー塗装をお勧めします!!
この塗装はウレタン塗装が出てくる前までは主流の塗装方法でしたが、塗膜自体が弱いため、熱に弱いと言うデメリットがありました。熱いものを置いてしまうと白い染みが残ってしまう事も!そして、定期的なメンテナンスも必要だったため、手間もかかりました。

デメリットがあまりにも大きいため、ウレタン塗装の登場と共に徐々に使われなくなってきたこのラッカー塗装ですが、DIYの流行と共に、ビンテージ感やアンティーク感を求める人が多くなり、再び使われる機会が多くなってきました。なぜかと言うと、ラッカー塗装はアンティーク家具に多く用いられているため、補修した後に再度塗装を施す際に使用したり、自分で作った家具をラッカー塗装することにより、ヴィンテージ感の演出ができるからだと言われています。

細かい手入れは必要ですが、ウレタン塗装と違い塗膜自体が弱いため、木そのものの経年変化も楽しむ事ができますから、家具そのものに愛着も湧いてくるのではないでしょうか。

 

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