ここ最近はアンティークヴィンテージという言葉をよく耳にしますよね。でもこのアンティークヴィンテージの違いは何処にあるのでしょうか。
一般的には、100年以上経過している物はアンティーク、25年以上経過していて100年未満はヴィンテージと言う認識があります。
ではこの基準はどういったとこらから出てきたものなのでしょうか。
これは、1934年にアメリカの関税法制定の際に取り決められたもので、それをWTOが採用したことから国際的な基準になりました。
ではそれ以前はどうだったのかというと、「古いもので工芸・美術的価値のある優れた物」がアンティークと位置づけられていました。
という事は、100年を経過していてもアンティークと呼ばないものもたくさんあるという事です。
この価値の見極めは知識がないとなかなか難しいところですね。
ただ、時代が移り変わればその価値観もどんどん変わって行きます。
もしかしたら、戦後に生まれたものがいずれアンティークと呼ばれるようになることもあるのかもしれませんね。

 

ハプセント