椅子は、紀元前より使われている古い家具ですが、座る事を目的とした近年の椅子とは全く違う意味を持っていました。チェアマンと言う言葉がその一例。椅子に座る事ができる人=「王様・族長(組織のトップ)」を意味していました。もちろん、近年でも豪華に装飾された椅子は、特別な人が座るイメージがありますから、その名残があると言っても良いかもしれませんね。
ウィンザーチェア
いつの時代も愛されるデザインのウィンザーチェア。
17世紀後半から18世紀前半にイギリスで制作され始めたウィンザーチェア。身体を包み込むように配置されたウッドロッドが特徴的で、幅広いインテリアスタイルにも合わせる事ができる簡素なデザインは、現代でも人気があります。
クッション性のある座面がオススメのレトロなチェア。
インテリアの中でも、使う頻度の多い椅子。ダイニングには家族分の椅子が置いてあったり、プライベートルームには、勉強用の椅子や作業用の椅子が置いてあったりと、様々な種類の椅子が使われていますよね。
複数人で使える幅広タイプのウィンザーチェア。
レトロな雰囲気が魅力的なアンティーク家具。華やかなデザインのものや、重厚感のあるものなど、様々なデザインのものがありますよね。今回は、そんなアンティーク調の家具との相性も良い、ベンチタイプの椅子をご紹介いたします。
アンティーク調の空間にピッタリ!レトロなダイニングチェア
街中でたくさん見かけるカフェ。いろいろな空間デザインがあって、見ているだけで楽しいですよね。もちろん、そんな空間で一息つくのも自分の時間を充実させるためには必要だと思います。そんなカフェの中でも、アンティーク調の雰囲気の空間にピッタリなチェアをご紹介いたします。
カフェやオフィスの休憩スペースにもおすすめのチェア。
ウッドをベースとした椅子は、カフェなど多くの場所で使われていますよね。今回は、そのウッドをベースとして、5種類ものカラーバリエーションを設けたチェアをご紹介いたします。
歴史のあるウィンザーチェアのリデザインモデル。
17世紀後半よりイギリスで制作され始めたウィンザーチェア。
上流階級で使われ始めてから徐々に人気が出てきて一般庶民にまで広がりました。1720年代にはアメリカへ渡り、簡素で実用的な椅子として流行しました。
今回紹介するのはこの伝統的かつ実用的だったウィンザーチェアをリデザインしたモデル「Hron(ホーン)」を紹介いたします。
伝統的な椅子、ウィンザーチェアをリデザインしたのは、イタリア人デザイナーのファブリッツイオ・ガッリナーロ氏。
背もたれの部分は、従来のウィンザーチェアを思い起こさせるようなデザインになっています。その背もたれの上部にある部材がとても特徴的ですが、この部材が角のように見えることから「Horn(角)」という名前が付きました。
座面の四隅は綺麗な曲線が描かれていて、全体の印象としてはとても優しい雰囲気を感じさせます。それは使用していた人々から愛されていたウィンザーチェアの印象をそのまま継承していると言っても良いのではないでしょうか。
この「Horn」のカラーは、ナチュラル、ダークブラウン、オレンジ、グリーン、ブルーの全5色。
使用する場面に合わせてカラーを絞り込んでも良いですし、全てのカラーを満遍なく配置しても面白いかもしれませんね。