アルネヤコブセンが作り出した成型合板を使ったチェア。

成型合板と聞くとチャール＆レイ・イームズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし、世界で初めて背もたれから座面に至るまで、一体化した構造で椅子を作り上げたのは、アルネヤコブセンという人物でした。

このデザイナーの名前を聞いたことが無いと言う方でも、その椅子を見れば「見たことがある！！」と言う人も多いと思います。彼の制作した椅子の中には、カフェやオフィスなどでも使われているセブンチェアや、ホテルなどでも使われているスワンチェア等、とても人気のあるチェアがたくさんあります。

そのたくさんある作品の中から、彼が作り上げた最初の成型合板の作品と言われている「アントチェア」をご紹介したいと思います。

このチェアの構造は、以前にもご紹介したセブンチェアとほぼ同じ構造になっています。というよりも、このアントチェアのデザインを変えたのがセブンチェアと言う感覚ですかね。

とても軽量でありながら、その複雑な曲線とデザイン性の良さ、そして丈夫さが人気で、５０年以上も売れ続けているこのアントチェア。空間をおしゃれに演出したいけど、どうしたら良いかわからないと言う方は、まずはこのようなデザイナーズチェアから導入してみては如何でしょうか。カラーは、ブラウン、ナチュラル、アイボリーの３色が用意されていて、どれもが木の温もりを感じられる自然な色合いですから、導入しやすいと思いますよ。

椅子の全体のサイズは一般的な椅子とそれほど変わりませんから、ダイニングチェアとして使ったり、プライベートルームで使ったりと、幅広い場面で活躍してくれると思います。

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アントチェア
（リプロダクトモデル）

• 2017-09-19