カフェなどでゆったりとくつろげる椅子があると、なんだか得をした気分になりませんか?ついつい長居をしてしまうなど、予想外にくつろいでしまうと言う事もあると思います。今回は、そんなくつろぎを演出できるおすすめのラウンジチェアをご紹介いたします。
ハンス・J・ウェグナー
いろいろなデザイナーvol.29 〜ポール・ケアホルム〜
今回はデンマークのデザイナーであり、単なる家具にとどまらない美しい構造体が人気となっている「ポール・ケアホルム(1929年~1980年)」をご紹介いたします。
ポール・ケアホルムは1929年にデンマークの北西部にある街、オスターヴゥローに生まれます。
北欧家具に多く使われるペーパーコード編みを採用したチェア
ミッドセンチュリーという激動の時代に活躍したデザイナー「ハンス・J・ウェグナー」。彼の手掛けた椅子は、優雅な曲線が魅力的で、名作と言われる椅子が数多くあります。その名作椅子の中から「椅子の中の椅子」という異名を持つ「ザ・チェア」をご紹介いたします。
巨匠「ハンス・J・ウェグナー」がデザインした名作椅子
ウェグナーと言えば、木材などを使った椅子を500以上も作り出したプロダクトデザインの巨匠として知られていますよね。名前を聞いたことがないと言う方は、彼がデザインした椅子を見ればわかっていただけるはず。
最近ではカフェなどでも多く見かけるようになった「Yチェア」や、低めの背もたれと水平の座面が特徴の「エルボーチェア」等、街では彼のデザインした椅子が、いつの間にか身近にあるなんてことも。
インテリアスタイルVol.9 ~北欧スタイルとは~
北欧スタイルとは、文字道理北欧で生まれたインテリアスタイル。このスタイルは人気になっているというよりも、定番化していて当たり前のスタイルになってきましたね。第二次大戦後のアメリカの経済発展の上に花開いた「ミッドセンチュリー」に大きく影響を受けながらも、北欧独自の文化を発信し続け、シンプルで実用的なデザインが世界的に注目を集めるようになりました。
北欧スタイルは、家具に奇抜なデザインやカラーを使う事は少なく、シンプル・ナチュラルが基本的なスタイル。
何処かに変化を持たせたいときは、ファブリックに幾何学柄や花、鳥といった自然をテーマにデザインした柄をプリントをして使用することが多いです。この北欧のファブリックに使われている定番メーカーと言えば「マリメッコ」!花柄があまりにも有名で、一度観たら忘れられないデザインですよね。
このスタイルで注意しておきたいのは、家具は基本的に北欧のデザイナーのものを使用するという事。北欧スタイルを実践している方々の中で人気なのは、やはりミッドセンチュリーの時代の家具達です。北欧のデザイナーでは「アルバー・アアルト(フィンランド)」や「ハンス・J・ウェグナー(デンマーク)」が有名です。(このデザイナーたちは別の機会にご紹介しますね。)
素材は無垢の木や藤、い草、などの自然素材を多く取り入れています。家具も木材を曲木加工したものを使っていたりします。自然素材をできる限り多く取り入れ、その中でも現代的なスタイルも考えて行く!とても難しい事なのですが、この北欧スタイルではそれがポイントになります。