木材

天板に特徴的な模様を施したセンターテーブル。

HRBセンターテーブル

自宅のリビングやカフェなどで見かけるセンターテーブル。色合いも様々で、空間のアクセントとして使われる事も多いですよね。今回は、そんなセンターテーブルの中から、天板に特徴的な模様を施したテーブルをご紹介いたします。

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引き出し付きでレトロな風合いが魅力的なデスク。

トントゥデスク

自宅での簡単な作業などに必要となるデスク。書斎に置いている方も多いのではないでしょうか。今回は、そのデスクの中から、レトロな風合いが魅力的で、パソコンデスクやワークデスクとしてもおすすめのデスクをご紹介いたします。

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木材とスチールの絶妙なバランスがカッコ良いハイスツール。

カウンターハイスツール

バーのカウンターや、高めのテーブルに合わせるハイチェア。背もたれのある物だと、座りにくいと言うデメリットがありますが、背もたれのないハイスツールのタイプであれば、スムーズに座る事が出来るのではないでしょうか。今回は、そんなハイスツールの中から、木材とスチールのバランスが絶妙でカッコ良いハイチェアをご紹介いたします。

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スイス人デザイナーが作り上げたシンプルなスツール。

ウルムスツール

椅子と言っても様々なデザインがありますよね。今回は、背もたれのないスツールタイプの椅子をご紹介いたします。この椅子は、スイス人のデザイナーであり、ドイツのウルム造形大学の初代学長を務めた「マックス・ビル」が作り上げた名作椅子です。

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レトロな空間演出にお薦めのアンティークスツール。

アンセムスツール

アンティークな空間と言えば、使い古したような小物や雑貨などを飾ったり、壁面にもヴィンテージを感じさせる加工を施したりと様々な方法を用いる事があります。その中でも最も重要な物が、アンティーク感を演出できる家具達。この家具達にレトロな雰囲気があれば、より一層魅力的な空間を作り上げる事が可能です。

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アンティーク調の加工がレトロな雰囲気を作り出すラック。

スリムラック

アンティーク調インテリアスタイルと言えば、使い込まれたような家具や雑貨を上手にコーディネートして作り出すスタイルですよね。でも、アンティークと呼ばれる家具を実際に購入しようとすると、以外に高い事に気が付くと思います。せっかく気に入った物が見つかっても、なかなか手が出ない価格だったりもしますよね。

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レトロでクールなスタイルが魅力的なセンターテーブル。

クールスタイルガラステーブル

皆さんのご自宅に高さの低いテーブルは有りますか?特に一人暮らしの方には欠かせないこのテーブルは、一般的にセンターテーブルローテーブルと呼ばれています。ここで、簡単な作業をしたり、食事をしたりすることもありますよね。リビングに置いていると言う方は、ソファの前に置いて飲み物を置いたり、スマホやリモコンを置いたりしていると思います。

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塗装についてVol.8 ~ワックス塗装とは~

今日はワックス塗装について書いていこうと思います。
ワックス塗装とよく似た塗装方法で、オイル塗装が挙げられます。この2つは浸透性の塗装方法なので非常によく似ています。

では、その違いは何処にあるのでしょうか。
木の質感を楽しむ事ができる塗装という点ではオイル塗装の方に分があります。
ワックス塗装に比べてオイル塗装は木材に良く浸透し、木目を綺麗に見せることができますし、表面に硬い幕を作らないので木の質感も同時に味わう事ができます。

ワックス塗装はオイル塗装には劣りますが木の質感を楽しむこともできます。しかし、オイル塗装のように木に浸透するというよりは、木の表面に留まり汚れから木を守る塗装と言うイメージの物。そのため、濡れたような仕上げにはならず、無塗装に近い仕上がりで、白色系の木材とはとても相性の良い塗装です。

では、どのようなワックスの種類があるのでしょうか。ワックス塗装では蜜蝋樹脂ワックスが有名です。これは蜜蝋と亜麻仁油が主成分の塗料です。無塗装に近い自然な仕上がりで、木そのものの色や手触りを活かすため、メープルやカバザクラなど明るい色の広葉樹に良く用いられています。それ以外に白木を活かす専用のワックスも出ています。

良いことが多いように思うこのワックス塗装ですが、木材を保護するという面においてはウレタン塗装よりかなり劣ります。ですので、土足で使用する場所でワックス塗装を使ってしまうと、汚れがかなり目立ちますのでお勧めできませんね。
メンテナンスの面でも、ウレタン塗装とは違い1年に1度は再塗装していきたいですね。日常のお手入れには水性のクリーナーなども出ているので、こういった物を合わせて使ってゆくと良いと思います。

 

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木工加工Vol.4 ~ほぞの種類~

木材と木材を繋ぎ合わせるために必要となる方法には様々ありますが、その中でも重要となるのは「ほぞ」を使った接合方法です。
ほぞ」については以前ご紹介しましたが、今回はそのほぞの種類について紹介していきます。
ほぞの種類はとても多くすべての種類を紹介するのは難しいのですが、その中からいくつかご紹介します。
片胴付き 二枚ほぞ 二方胴付き 二段ほぞ
小根付き 四方胴付き 三方胴付き 蟻形包みほぞ
今回は8種類の紹介ですが、特殊なほぞを除きほとんどのほぞは「ほぞ穴」に押し込み固定して使用します。
そのため、「ほぞ穴」はほぞと同じ大きさに加工し、隙間ができないようにする必要があります。今では機械加工が進み簡単にほぞ穴を作ることができますが、少し前までは「ほぞ穴」を計算通り作ることができるかは、職人の腕の見せ所と言っても良いくらいに経験と加工技術が必要でした。

家具の加工では「蟻形包みほぞ」や「二枚ほぞ」をよく使いますが、他にも様々な加工を行います。以前紹介したフィンガージョイントをその中の一つ。家具を買う時に少し確認してみるのも良いかもしれませんね!

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塗装についてVol.5 ~セラウッド塗装とは~

セラウッド塗装とは、2011年ごろから徐々に使われ始めた塗装方法で、特徴は光沢感をおさえて木の表情や手触り、木の温もりを感じることができる事。簡単に言うと、従来のウレタン塗装の弱点を見事に補う事が出来た塗装方法と言っても良いと思います。また、塗装回数や種類を工夫すれば光沢感を演出することも可能になるそうです。

このセラウッドは、高強化のウレタン樹脂超微粒子ファインセラミックスを配合した塗料で、耐久性は抜群!また人体や環境にも配慮された塗料として「F☆☆☆☆」も取得しています。

今までのウレタン塗装よりも、汚れや紫外線、熱にも強いという事もメリットとなっています。特に汚れについては、インクやマジックも簡単に落とすことができます。
セラウッド塗装のメリット
・高い耐候性・耐汚染性・耐熱性・耐久性があります。
・光沢感を抑えることで、木の表情や温もりを感じることができる。
・メンテナンスも簡単!ちょっとした汚れは水拭きで十分綺麗になります。
・定期的なメンテナンスは必要ありません。
・シックハウスの要因物質は一切配合していません。
セラウッド塗装のデメリット
・材料費が若干高い
・傷、凹みの補修が難しい。
今までの塗料であれば、どこかを諦めなければいけないところがありましたが、この塗料はほぼ完璧!と言っても良いでしょう。窓際にテーブルを置くシチュエーションや、お子様が居るご家庭にはおススメの塗装ですね。

 

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木工加工Vol.3 ~木材の基本的な接合方法~

木工家具は様々な方法で作り上げられています。
以前お話しした、曲木加工や成型合板などがそれに当たります。そこに必要となってくるのが木材を接合する方法です。
この接合方法はかなり多くの方法があり、すべてをご紹介するのはなかなか難しいので今回は、3種類の接合方法をご紹介します。まず1つ目が「ほぞつぎ」です。

ほぞつぎ「ほぞつぎ」は木工家具製作においてもっともよく使われる接合方法で、テーブルの脚と幕板、脚と貫、貫同士の接合などに使われます。ほぞつぎは、一方の木材にほぞ穴を作り、もう一方の木材にはほぞを作ります(図1)。
そしてほぞ穴にほぞを差し込んで接合する方法です。建築においても良く使われている方法なので知っている方も多いのではないでしょうか。

このほぞの加工については、小根つぎ、面腰ほぞ、2枚ほぞ、2段ほぞ、鎌ほぞなどなど、10種類以上もあります。細かい部分や形状までご紹介することは難しいのですが、機会があればまたご紹介していきたいと思います。

そして2つ目は「だぼつぎ」です。

だぼ「だぼつぎ」は、「だぼ」と呼ばれる小さな木の棒を接合部分に使う繋ぎ方です。
両方の木材に穴をあけてこのだぼを差し込み接合することになります(図2)。
このつぎ方は大量生産の家具に多く使われていますので、実際に組み立ての時に手にされた方も多いのではないでしょうか。
「だぼつぎ」は、接合材料に穴を開けるスペースさえ確保できれば、お互いの材料の形状には影響されないつなぎ方ができるのが利点です。

最後(3つ目)は「はばはぎ」です。

フィンガージョイント「はばはぎ」とは、狭い幅の板を何枚も貼りあわせて幅の広い板にする加工方法のことです。
板の側面(木端)と側面を削り、この板を数枚貼り合せ、幅の広い大きな1枚の板に仕上げていきます。この接合方法でよく聞くのがフィンガージョンとではないでしょうか(図3)。

このフィンガージョイントは木材の端を指(フィンガー)のように加工して、それを接着するという方法。ギザギザにしていれば接着面が多くなるので強固に接着されるという訳です。もしかしたら、テーブルの天板を横から見たらこの加工が見えるかもしれませんよ!!
今回は3種類をご紹介しましたが、今回紹介した接合方法も、それぞれに細かな加工方法があり、そこまでの数を入れると数十種類になります。この加工方法についてはまた機会があればご紹介していきたいと思います。

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塗装について Vol.1 ~木材にはなぜ塗装が必要なのか~

家具には様々な塗装が使われているのはご存知でしょうか。同じ木材でも塗装を変えるだけで雰囲気は一変します。
今回は、そんな塗装について少し紹介したいと思います。

まずはなぜ塗装をするのかという事に触れてみたいと思います。
1つ目の理由は仕上げを綺麗に見せたいから!
これは当然と言えば当然。職人が丹精込めて作る家具たちは本当に素晴らしいものが多いです。そんな家具をより一層輝かせるものが塗装と言っても良いかもしれません。より木目が綺麗に見えるようになったりもしますね。
そして2つ目が、汚れが付きにくいようにするため!

塗装をせずそのままにしておくと、水などの液体によりシミがついたり、カビが生えたりしてしまいます。
そこで塗装をしておけば水などの液体が染み込むことを防ぎ、シミの防止にもなりますし、カビの発生も抑えてくれます。
そして最3つ目が腐食の防止!
これが最大の理由と言っていいかもしれませんね。木材は基本的には湿気に弱く、木材自体が湿った状態が続くとすぐに腐ってしまいます。(※ヒバやヒノキ等、一部湿気に強い木材もあります。)

そこで塗装を施し、湿気が木材に入り込まないようにしてあげるのです。
他にも色あせの防止や最近流行りのダメージ感の演出をするための塗装など、塗装する理由は様々ですがメリットの方が大きいからこの作業を行うと言ったところでしょうか。

もちろん、塗装がされていない無垢の木材を楽しむこともあります。
木の香りや質感、木が持っている空間の清浄作用を目的としている場合等、あえて塗装を行わないことで木そのものを味わうことができます。
まだまだご紹介したい「塗装について」の情報がありますが、それはまたの機会に致しますね。

 

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木工加工Vol.2 ~成型合板とは~

以前、曲木加工についてご説明しましたが、今回は椅子のつくりを大きく変えたといっても良い『成型合板』について書いていこうと思います。
この成型合板の技術は、以前説明した曲木加工を行ったミヒャエル・トーネットが開発していたと言われていますが、この技術を使って最も有名になったのは、チャールズ&レイ・イームズという夫婦がデザインした椅子『LCW(Lounge Chair Wood)』でしょう。すべてのパーツが成型合板によって作り出されています。このイームズ夫婦はその後もこの技術を応用して様々な椅子を発表しています。
その他、アルネ・ヤコブセンの「アントチェア、セブンチェア」や柳宗理の「バタフライスツール」など多くの椅子に使われるようになっていきます。
では成型合板とはいったいどんな加工なのか。セブンチェアを例に解説したいと思います。
薄い木の板を椅子の大枠の形にカットします。
その後(表面・裏面は厚み0.7mm、内側は厚み1.2mmを7枚)計9枚の板を、木目が交互になるように重ね合わせて、椅子の金型にはめ、およそ48時間かけて圧着させます。
9枚もの板を重ねて型にはめるわけですから、当然両端はガタガタになってしまいます。そこで、仕上げの前に両端を切り落としペーパーをかけて塗装をし、脚を付けて完成になります。椅子によっては、もっとたくさんの工程があるかもしれませんね。
イームズについては、成型合板の椅子を開発する際に、足と座面をつける部分に強化ゴムのようなものを用いています。
このゴムも、いかに衝撃を吸収して座面や脚にかかる負荷を少なくできるのかを検証し、最適な硬さになるように試行錯誤をして開発したと言われています。成型合板の技術は確立されていたわけですからこのゴムの部分の開発にはかなり苦労したと言われていますね。

 

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