おしゃれな家具達をご紹介。

いろいろなデザイナーVol.4 ~ル・コルビュジエ(前編)~

今回は、世界文化遺産で話題の国立西洋美術館を設計した「ル・コルビュジエ」(1887年~1965年)をご紹介します。
ル・コルビュジエの本名は、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ=グリと言います。
ル・コルビュジェル・コルビュジエは1887年にスイスで生まれました。
父は時計の文字盤職人をしており、コルビュジエも家業を継ぐために時計職人を養成する地元の美術学校に通う事になります。

この美術学校在学中(1907年)に、コルビュジエの才能に気づいた校長の勧めで、別の建築家と共に最初の建築物となる「ファレ邸」の設計を手掛けます。この建築からコルビュジエの建築家としての人生がスタートしました。

1908年にはパリへ行き、鉄筋コンクリートを手掛けていた建築家の下で経験を積みます。その2年後にはドイツへ渡り、さらに経験を積みます。大学などで建築の専門的な勉強を行っていなかったコルビュジエは、実地を通して勉強をし短期間でたくさんの経験を積んで行きます。
1914年には、鉄筋コンクリートによる住宅建設方法である「ドミノシステム」を発表します。
このドミノシステムとは、今では当たり前のように考えられているもので、建築はスラブとそれを支える柱、階を繋ぐための階段から成るとし、住宅を効率よく生産するために考えられたもの。現代のプレハブ構造の基礎となりました。
その後、1920年に仲間と共に雑誌「レスプリ・ヌーヴォー」を創刊します。このころからル・コルビュジエと言うペンネームを使い始めます。(この名前は、祖先の名前から付けそうです。)

1922年に従兄弟と共に事務所を構えます。その1年後の1923年に雑誌で掲載してきた自身の記事をまとめた著書「建築をめざして」を発表します。この著書の中で「住宅は住むための機会である(machines à habiter)」と残し、彼の建築思想を代表する言葉となりました。この著書は世界中の建築家から注目を集めたことでも知られています。
このときコルビュジエは36歳。エネルギッシュですよね。

コルビュジエについてはまだまだ書いておかなければいけない事がありますが、かなり長くなってしまうので、続きは次回という事で!

 

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塗装についてVol.7 ~ラッカー塗装~

家具の塗装にはいろいろな種類があります。役割は汚れの防止や木材そのものを保護する為の物だったりと様々です。

例えば、以前紹介したウレタン塗装。
ウレタン塗装は、今使われている塗装の中で一番使われている塗装方法です。
特徴は、熱や傷に強く特に手入れもいらないというもの。もちろんデメリットもあります。それは一度傷がつくと元に戻せないという事。当然と言えば当然ですよね。それ以外には、木材を完全に近い状態で保護してしまうので経年変化を楽しむことができないという点。木材は使えば使うほど変化が出てきますので、それを楽しみの一つとしている人も多いはず。ウレタン塗装はそれができないというデメリットがあります。

そこで、木材の経年変化を楽しみたい方には、ラッカー塗装をお勧めします!!
この塗装はウレタン塗装が出てくる前までは主流の塗装方法でしたが、塗膜自体が弱いため、熱に弱いと言うデメリットがありました。熱いものを置いてしまうと白い染みが残ってしまう事も!そして、定期的なメンテナンスも必要だったため、手間もかかりました。

デメリットがあまりにも大きいため、ウレタン塗装の登場と共に徐々に使われなくなってきたこのラッカー塗装ですが、DIYの流行と共に、ビンテージ感やアンティーク感を求める人が多くなり、再び使われる機会が多くなってきました。なぜかと言うと、ラッカー塗装はアンティーク家具に多く用いられているため、補修した後に再度塗装を施す際に使用したり、自分で作った家具をラッカー塗装することにより、ヴィンテージ感の演出ができるからだと言われています。

細かい手入れは必要ですが、ウレタン塗装と違い塗膜自体が弱いため、木そのものの経年変化も楽しむ事ができますから、家具そのものに愛着も湧いてくるのではないでしょうか。

 

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木工加工Vol.4 ~ほぞの種類~

木材と木材を繋ぎ合わせるために必要となる方法には様々ありますが、その中でも重要となるのは「ほぞ」を使った接合方法です。
ほぞ」については以前ご紹介しましたが、今回はそのほぞの種類について紹介していきます。
ほぞの種類はとても多くすべての種類を紹介するのは難しいのですが、その中からいくつかご紹介します。
片胴付き 二枚ほぞ 二方胴付き 二段ほぞ
小根付き 四方胴付き 三方胴付き 蟻形包みほぞ
今回は8種類の紹介ですが、特殊なほぞを除きほとんどのほぞは「ほぞ穴」に押し込み固定して使用します。
そのため、「ほぞ穴」はほぞと同じ大きさに加工し、隙間ができないようにする必要があります。今では機械加工が進み簡単にほぞ穴を作ることができますが、少し前までは「ほぞ穴」を計算通り作ることができるかは、職人の腕の見せ所と言っても良いくらいに経験と加工技術が必要でした。

家具の加工では「蟻形包みほぞ」や「二枚ほぞ」をよく使いますが、他にも様々な加工を行います。以前紹介したフィンガージョイントをその中の一つ。家具を買う時に少し確認してみるのも良いかもしれませんね!

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男前インテリアにもぴったり!アンティークなブラックボード

最近、店頭や店内でよく見かけるようになったブラックボード。簡単に言ってしまうと黒板ですね。黒板と言う響きの方がなんだか懐かしい感じもしますが、学生時代にお世話になった黒板とは大きく異なり、コンパクトでオシャレな黒板を今回はご紹介します。

ブラックボード

簡単にブラックボードと言ってもいくつか種類があるのはご存知でしょうか。
2枚のブラックボードが背合わせでくっついていて、脚が開き自立することができる看板タイプ。(横から見るとアルファベットのAの文字に見える為、この形の置き看板をA看板と呼んだりします。)良くカフェやパン屋さんの店先で見かけるような形の物ですね。
してもう一つが一枚だけのタイプ。壁に立てかけたり、壁の高い位置に取り付けたりと店内にもたくさん使用することができるタイプです。最近では、カフェ等の店内でオススメメニューのイラストを描いたりしているところも多いですよね。

周囲にはマンゴーウッドと言う木材で枠付けを回されており、その木材もダメージ加工が施されていてヴィンテージ感を演出しているため、今流行の男前インテリアにもピッタリのアイテムです。

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いろいろなデザイナーVol.3 ~ミース・ファン・デル・ローエ~

今回は、美術館から住宅まで幅広い場所で使われている椅子「バルセロナチェア」のデザイナー「ミース・ファン・デル・ローエ」(1886年~1969年)をご紹介します。
ミース・ファン・デル・ローエ(ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ)は1886年3月にドイツで生まれました。
彼は大学で建築知識を学ぶことはなく、地元の職業訓練学校で製図工の教育を受けました。しかし、最初に勤務したのは全く別のもので、漆喰装飾のデザイナーとして勤務しています。
ミースファンデルローエ
その後、建築事務所に転職し、そこからミース・ファン・デル・ローエの人生が大きく変化して行きます。
1907年に最初に手掛けたリール邸が高く評価され、ドイツの有名建築家ペーター・ベーレンスの事務所で勤務するようになります。
そして、1929年にはバルセロナで万博が開催されますが、そこでバルセロナパビリオンの建物を建設。この建物で使うための椅子も手がけました。それが有名な「バルセロナチェア」です。
建物は、万博終了後取り壊されましたが、1980年代後半に復元されて、ミース・ファン・デル・ローエの記念館として使われています。
ミース・ファン・デル・ローエは、モダニズム建築を代表するデザイナーで、“Less is more.” (より少ないことは、より豊かなこと)という標語でも知られています。柱と梁によるラーメン構造の均質な構造体が、その内部にあらゆる機能を許容するという意味のユニヴァーサル・スペースという概念を提示しました。
ル・コルビュジェフランク・ロイド・ライトと共に、近代建築の三大巨匠と言われている人物です。

 

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インテリアスタイルVol.10 ~ミニマリズムとは~

ミニマリズムとは、色彩や装飾を必要最低限まで突き詰めようとするスタイルのこと。
1960年代のアメリカで登場したこのスタイルは、装飾的な要素を最小限に切り詰めることはもちろん、インテリアに用いる家具や家電までも必要最小限まで切り詰めていきます。テレビがないことはもちろん、ベッドも置かないという人も居るくらいです。
必要最小限まで切り詰めるミニマリズムは、日本でも人気を集めてきています。
理由としては最小限まで切り詰めたスタイルが「究極の美」を追求したスタイルと言えるからだと思います。これは、日本の「禅」の思想に近いもので、わび・さびにも通ずるところがあります。
わび・さびは昔から日本人が慣れ親しんで来た美意識のスタイル。
質素でシンプルなものを良しとしてきたからこそ、このミニマリズムと言うスタイルに魅力を感じ、実践してゆく人が多いのかもしれませんね。

 

 

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いろいろなデザイナーVol.2 ~ヨーゼフ・ホフマン~

家具照明等多くの物がインテリアに用いられています。それらは多くのデザイナーの手によって生み出されました。
このシリーズではそのデザイナー達をご紹介していきます。
第2回目は、モダンデザインへの道を切り拓いたウィーン分離派の創設者の一人「ヨーゼフ・ホフマン」(1870年~1956年)をご紹介します。
ヨーゼフ・ホフマンは1870年にチェコで生まれました。
チェコ共和国第2の都市ブルノにある国立工芸学校に学び、卒業後は軍事施設の建設局に勤めました。その後建設局を退局し、ウィーンの美術学校に進学。オットー・ワーグナーの下で腕を磨きました。
1897年にはオルブリッヒらとともにウィーン分離派を立ち上げることになります。ウィーン分離派の活動は、アーツ・アンド・クラフツ、アール・ヌーボーなどの影響を受け、モダンデザインへの道を切り開きました。分離派の中心メンバーとして活躍したホフマンでしたが、1905年にウィーン分離派を離脱します。分離派を脱退する直前には、仲間と共にウィーンに工房を設立し、多くの作品を制作しました。
ヨーゼフ・ホフマン
それ以降は長年にわたりウィーン芸術工芸学校で教鞭をとり、オーストリア工芸連盟の発起人の1人にもなっています。
1936年にウィーン芸術工芸学校を退いた後は年金生活に入ります。

ホフマンの様式は、現実的かつ実用的なものに絞られ、多くのデザイナーの手本にもなりました。それが、国際ビエンナーレのオーストラリア代表や芸術審議会の委員など、公的な役職を歴任したことにも表れています。

 

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インテリアスタイルVol.9 ~北欧スタイルとは~

北欧スタイルとは、文字道理北欧で生まれたインテリアスタイル。このスタイルは人気になっているというよりも、定番化していて当たり前のスタイルになってきましたね。第二次大戦後のアメリカの経済発展の上に花開いた「ミッドセンチュリー」に大きく影響を受けながらも、北欧独自の文化を発信し続け、シンプルで実用的なデザインが世界的に注目を集めるようになりました。

北欧スタイルは、家具に奇抜なデザインやカラーを使う事は少なく、シンプル・ナチュラルが基本的なスタイル。
何処かに変化を持たせたいときは、ファブリックに幾何学柄や花、鳥といった自然をテーマにデザインした柄をプリントをして使用することが多いです。この北欧のファブリックに使われている定番メーカーと言えば「マリメッコ」!花柄があまりにも有名で、一度観たら忘れられないデザインですよね。

このスタイルで注意しておきたいのは、家具は基本的に北欧のデザイナーのものを使用するという事。北欧スタイルを実践している方々の中で人気なのは、やはりミッドセンチュリーの時代の家具達です。北欧のデザイナーでは「アルバー・アアルト(フィンランド)」や「ハンス・J・ウェグナー(デンマーク)」が有名です。(このデザイナーたちは別の機会にご紹介しますね。)

素材は無垢の木や藤、い草、などの自然素材を多く取り入れています。家具も木材を曲木加工したものを使っていたりします。自然素材をできる限り多く取り入れ、その中でも現代的なスタイルも考えて行く!とても難しい事なのですが、この北欧スタイルではそれがポイントになります。

 

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歴史のあるウィンザーチェアのリデザインモデル。

17世紀後半よりイギリスで制作され始めたウィンザーチェア
上流階級で使われ始めてから徐々に人気が出てきて一般庶民にまで広がりました。1720年代にはアメリカへ渡り、簡素で実用的な椅子として流行しました。

今回紹介するのはこの伝統的かつ実用的だったウィンザーチェアをリデザインしたモデル「Hron(ホーン)」を紹介いたします。
ホーン
伝統的な椅子、ウィンザーチェアをリデザインしたのは、イタリア人デザイナーのファブリッツイオ・ガッリナーロ氏。
背もたれの部分は、従来のウィンザーチェアを思い起こさせるようなデザインになっています。その背もたれの上部にある部材がとても特徴的ですが、この部材が角のように見えることから「Horn(角)」という名前が付きました。
Horn
座面の四隅は綺麗な曲線が描かれていて、全体の印象としてはとても優しい雰囲気を感じさせます。それは使用していた人々から愛されていたウィンザーチェアの印象をそのまま継承していると言っても良いのではないでしょうか。
この「Horn」のカラーは、ナチュラル、ダークブラウン、オレンジ、グリーン、ブルーの全5色。
使用する場面に合わせてカラーを絞り込んでも良いですし、全てのカラーを満遍なく配置しても面白いかもしれませんね。

 

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塗装についてVol.6 ~水性塗料~

今流行りの男前インテリア。ビンテージ感漂う空間が男前!!と話題になり今とても人気のあるスタイルですよね。

DIYブームの中、この男前インテリアを自分の手で作り上げている人も多いのではないでしょうか。
そんな人たちには欠かすことのできない水性塗料。今まで使っていた家具に自分で色を付けたり、さらには塗装した家具にエイジングを施したりしていると思います。

単に無垢の木材に塗装をするのであれば、オイル塗装ウレタン塗装、さらにはセラウッド塗装等がありますが、すでに塗装されている家具にさらに色を付けたい場合には、この水性塗料が一番お手軽な塗装方法だと思います。特に色の濃い家具にはとても効果的。極端に言えば、黒色の家具を白色にするのも簡単です。
ただし!注意することもあります。

出来上がっている家具にそのまま塗装しても塗料がはじかれてしまう事があります。それはすでに塗られている塗装の影響があるからです。そこで行うのがヤスリがけ。つやがなくなるまでヤスリがけすれば後はその上から塗るだけです。完成度を上げたい方は、1度塗るだけではなく、2度塗りした方がきれいに仕上がりますよ。

ここにエイジング塗料で、長年使いこんだような風合いを演出してあげれば、ビンテージ感の演出が簡単に行えます。そうすれば男前インテリアにもピッタリとマッチしてくれる家具を仕上げることができます。
このエイジング塗料は、塗った後のふき取り具合でエイジング具合を調整できるのでとても便利。エイジングを施した後に、オイル塗装をしておけば、水性塗料が剥がれにくくなってくれます。

 

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男前スタイルにお薦めのウッドミラー

インテリアには椅子テーブルAVボードなどいろいろな家具が必要ですよね。
そういった大きな家具以外にも空間を構成する家具はたくさんあります。例えばハンガーラックシェルフなど、その中でもなんとなくで決めてしまう事が多いスタンドミラー。

今回は、ウッドとスチールの組み合わせが絶妙なミラーを紹介します。
ウッドミラー
ウッド部分がアメリカンウォールナットの木材、スチール部分にはブラックの粉体塗装を施してあります。全体的にはダーク系の色でまとめたデザインになっており、これがビンテージ感の演出にも役立っています。
今流行りの男前インテリアにも最適なカラーなので、細部にまでこだわりを演出したい方は是非取り入れてみては如何でしょうか。

 

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どんなスタイルにもマッチするハンガースタンド

どんなスタイルでもマッチできる雰囲気をもつハンガースタンドを紹介します。
このハンガースタンドは、主体となる部分にアメリカンウォールナットと言う木材を使用し、脚にはスチールにブラックの粉体塗装を施してあります。その為、ハンガースタンド全体としてはダーク系の配色となり、ビンテージ感の演出がされている空間にもよく合います。
ハンガーラック
また、木材はどんなスタイルにも少なからず取り入れられている素材なので、どんなスタイルにも溶け込むことができます。
ハンガーラックは、冬には活躍しますが、夏には邪魔者扱いされるケースがあります。しかし、このハンガースタンドは脚が3本のスタイルなので、部屋の隅にもしっかりと収まりますから邪魔になることも少ないはず!また、季節感を感じさせないデザインなので、春・秋は薄手の上着、夏は帽子や肩掛けバッグ、日傘など、冬にはコートを掛けるなど1年を通して使う事ができます。

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アンセムハンガースタンド

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12,800円(税込)

収納ラックをスタッキング?!

収納ラックと言えば、単独で使う事が多いですよね。そうすると後で収納を増やしたいとなったときは、また新たに置き場所を考えたり、さらには買い替えたりしなければいけない事もあります。
でも正直、買い替えるなんてもったいない!なんて思ってしまう事もしばしば。
そんな時に活躍するのがこの収納ラック。
スタッキングラック
1台だけで使う場合は、テレビボードとして使う事も可能!19型の小型のテレビなら楽々置くことができますし、収納ラックの背面は配線を通すことができるようにくり抜かれていますので、レコーダーなどを入れて使う事もできます。
スタッキングラック
さらに、収納量を増やしたい場合はもう1台追加して、2台を積み上げて使う事もできます。(※最大で2台まで積み上げ可能)
この積み上げて使う事ができるというのがこの収納ラックの最大の特徴。積み上げた収納同士の間にもスペースが生まれますのでさらに収納量が増えます。

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塗装についてVol.5 ~セラウッド塗装とは~

セラウッド塗装とは、2011年ごろから徐々に使われ始めた塗装方法で、特徴は光沢感をおさえて木の表情や手触り、木の温もりを感じることができる事。簡単に言うと、従来のウレタン塗装の弱点を見事に補う事が出来た塗装方法と言っても良いと思います。また、塗装回数や種類を工夫すれば光沢感を演出することも可能になるそうです。

このセラウッドは、高強化のウレタン樹脂超微粒子ファインセラミックスを配合した塗料で、耐久性は抜群!また人体や環境にも配慮された塗料として「F☆☆☆☆」も取得しています。

今までのウレタン塗装よりも、汚れや紫外線、熱にも強いという事もメリットとなっています。特に汚れについては、インクやマジックも簡単に落とすことができます。
セラウッド塗装のメリット
・高い耐候性・耐汚染性・耐熱性・耐久性があります。
・光沢感を抑えることで、木の表情や温もりを感じることができる。
・メンテナンスも簡単!ちょっとした汚れは水拭きで十分綺麗になります。
・定期的なメンテナンスは必要ありません。
・シックハウスの要因物質は一切配合していません。
セラウッド塗装のデメリット
・材料費が若干高い
・傷、凹みの補修が難しい。
今までの塗料であれば、どこかを諦めなければいけないところがありましたが、この塗料はほぼ完璧!と言っても良いでしょう。窓際にテーブルを置くシチュエーションや、お子様が居るご家庭にはおススメの塗装ですね。

 

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いろいろなデザイナーVol.1 ~ミヒャエル・トーネット~

家具照明等多くの物がインテリアに用いられています。それらは多くのデザイナーの手によって生み出されました。
このシリーズではそのデザイナー達をご紹介していきます。
第1回目は、家具に大きな変革をもたらした曲木の技術を用いた椅子を制作した「ミヒャエル・トーネット」(1796年~1871年)をご紹介します。
ミヒャエル・トーネットミヒャエルトーネットは、ドイツ西部にあるボッパルトでなめし革業を営んでいたフランツ・アントン・トーネットの息子として1796年に生まれました。
建具職人の下で修行をした後、1819年に自身の家具工房を開設。
その後、積層材を用いた木材加工の研究を始め、木を蒸気で蒸して曲げる加工方法を開発します。
そして、1842年にこの曲木技術の特許を取得しました。
曲木技術を用いた家具が世界的にも有名な『No.14』(現在はNo.214)です。この椅子は世界で5000万脚以上が生産され、様々な場面で用いられています。(工業製品で最も成功した製品とも言われています。)現在も、カフェなどでよく見かけますよね。
No.14の開発後、1849年 ウィーンに工房を開設。現在のトーネット社の基礎を築きました。
それまで、オーダーメイドが主流だった家具の世界に、家具を量産するという近代的なシステムを作り上げたのもこのトーネットと言われています。
トーネットが研究していた積層材を用いた技術は、曲木だけでなくその後の家具業界にも大きな変革をもたらします。それが成型合板です。
成型合板を用いた家具はたくさん作られましたが、それはまたの機会に紹介いたします。
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ミッドセンチュリーの雰囲気を持ったオシャレなデスク

今回紹介するデスクは、ミッドセンチュリーの雰囲気を持つおしゃれなデスク。

ウッドとスチールのバランスも良くシンプルなデザインでありながら、実用的な収納を持つ珍しいタイプのデスク。
ウッド&スチール
収納以外には特に装飾はなく、とてもシンプルなスタイル。インテリア家具で人気のミッドセンチュリーの時代を思い起こさせるデザインです。
ミッドセンチュリー
収納も実用的なサイズを確保。2段ある引出しのうち下段では、A4のファイルを収納できるサイズになっています。事務作業には必須のA4ファイルが収納できるのはとても便利ですよね。

 

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ミッドセンチュリーと活躍したデザイナー達。

世の中には様々な家具があります。
たくさんのデザイナー達が、様々な方法や素材を駆使して生み出してきた家具達。その中で、ミッドセンチュリーと言う言葉を聞いたことがある方は多いと思います。

今回はこのミッドセンチュリーについて書いていこうと思います。
簡単に訳すと「1世紀の中間」と言う意味になります。インテリアの世界では、本来の意味に加えて、20世紀の中ごろにデザインされたインテリア家具のことを指します。特に、1935年~1960年ごろに活躍したデザイナーたちは今でもファンが多く、たくさんの場所でそれらの家具が導入されています。
代表的なデザイナーではチャールズ&レイ・イームズアルネ・ヤコブセンイサム・ノグチ柳 宗理ジョージ・ネルソン等がその時代に活躍していました。同じ時代に生まれた家具たちはとても相性が良く、全く違う場所で生まれた家具でもしっかりとマッチしてくれます。
イームズこのミッドセンチュリーの中でも代表的なのがチャールズ&レイ イームズです。
イームズは夫婦で活躍した珍しいデザイナーで、成型合板を使った「LCW(loung chair wood)」や「イームズチェア」が良く知られています。

この他にも本当に多くのデザイナーたちが競い合うように作品を発表し、注目を集めました。とても活気があった時代だからこそ今でも注目を集め、好まれるデザインの家具が誕生したのでしょう!
正直私もこのミッドセンチュリーの時代の家具はとても大好きです。
また別の機会にイームズの詳しい説明や、それ以外の様々なデザイナーをご紹介していければと思います。

 

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ビンテージな雰囲気の空間によく似合うスツール

座面ウッドラッカー塗装を施し、スチール粉体塗装を施したちょっとレトロなスツール
粉体塗装という言葉はあまり聞かない塗装方法ですが、これは顔料を金属に直接吹き付ける塗装方法。パウダーコーティングとも言われていますが、一般的に塗るという感覚よりも、細かい粉末を金属に吹き付けてコーティングするような塗装方法なのです!
スツール
このスツールはもともと高めの設定で作られたスツールで、座面が一番低い位置でも600mmと言う高さになっています。普通のテーブルに合わせるにはちょっと高いので、カウンターなど天板が高めの物に合わせてあげた方が良いでしょう!

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木材とスチールのバランスが特徴のビンテージスタイルデスク

今回ご紹介するデスクは「男前インテリア」の為にデザインされたと言っても良いぐらいに男前なデスク!!
使われている木材のウォールナット材は使えば使うほど風合いが増して行きます。脚はスチールを使用しており、それに粉体塗装 を施しています。このスチールの組み合わせこそ男前インテリアに必要な組み合わせですよね!

引き出しは2つに分かれており、片方がW440mm×D335mm×H50mmあるので、物を入れる時も非常に入れやすく整理整頓しやすいデスクの仕様になっています。
デスク
注意したいのは、このテーブルの奥行き。
通常は600~700mm程はあるのですが、それよりも少し細目になっています。デスクの上に本や小物を置いてしまうとスペースがなくなってしまう可能性がありますので注意しましょう!!

 

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インテリアスタイルVol.8 ~インターナショナルスタイルとは~

インテリアのスタイルの中には様々なスタイルがあります。
そんな数あるスタイルの中から、今回は「インターナショナルスタイル」について少し書いていこうと思います。

かなり近いスタイルとしてモダンスタイルが挙げられます。
極力装飾を排除しているところやグレードの高い家具や素材を使っているところなどは非常に近いと言えます。
違いとしては、現代のモダンスタイルでは木系の素材も多く用いるようになってきましたが、このインターナショナルスタイルでは木系の材料はあまり使用せず、世界共通の材料と技術を用いているという点です。例えば、レンガやコンクリートと言ったところでしょうか。

カラーは基本無彩色とし、計算しつくされたインテリア空間コーディネートしていきます。この点はクールスタイルにも似ていますね。
こういった空間に使用する家具は、今、国立西洋美術館の世界文化遺産登録で話題となっているル・コルビュジェがデザインした「LC-6テーブル」や、「グランコンフォート」がとてもマッチします。他にミース・ファンデルローエの「バルセロナチェア」、マルセル・ブロイヤーの「ワシリーチェア」なんかも良いですね。
オフィスなどの生活感のない場所でしか見たことがないようなソファーやテーブルでも、このスタイルではこれ以上ないというぐらいに空間とマッチしてくれます。

 

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