成型合板と言えば、チャールズ&レイ・イームズですよね。LCWやシェルチェア等、様々なデザインを発表しましたが、今回ご紹介するチェアは、このイームズのデザインではありません。このチェアは「セブンチェア」と呼ばれていて、デンマークを代表するデザイナーであるアルネ・ヤコブセンがデザインしたチェアのリプロダクト品です。
このチェアが発表されたのは、ミッドセンチュリーと呼ばれる1950年代の事。この時、様々なデザインの椅子が登場していましたが、その中でも大変人気のあったチェアでもあります。
薄い板を何枚も重ねて、型に合わせ、圧着さっせて作り上げられる「成型合板」と言う技術を巧みに利用して作られたこのセブンチェアは、その複雑で美しい曲線のおかげで、長時間座っていても疲れにくい椅子へと設計されました。
人気となったのはデザインが良かっただけではありません。それは、このデザイン性のある椅子が、スタッキングもできたからだと言われています。大口の顧客には必要不可欠だった、スタッキング(積み上げ)ができると言う点。スタッキングできる椅子と言えば、デザイン性は期待できず、機能面だけの物でした。しかし、この椅子の登場で、ガラリと変わったのです。現在でも、大学の講義室や食堂、オフィスのミーティングルームなど、多くの椅子を必要とする場所でも使われています。
カラーは、ダークな色合いのブラウン(ウォールナット)と、爽やかな印象のアイボリー(バーチ)、落ち着きのあるナチュラル(タモ)の3色が用意されています。
この椅子が発表されて60年以上が経過していますが、そのデザインと機能性は、昔と変わらず、現代でも愛され続けている名作チェアです。
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