プロダクト

ザ・チェア(ペーパーコード・カナコ編み)に新色が登場!!

ザ・チェア(ペーパーコード・カナコ編み)

「椅子の中の椅子」と呼ばれ、歴史に残る名作椅子となった「ザ・チェア」。そのザ・チェアの色のタイプは座面が籐で編み込まれていました。今回は、その籐で編み込まれた座面を、ペーパーコードに変えて、手に届きやすい価格帯にリプロダクトしたアイテムに新色が登場しましたので改めてご紹介いたします。

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いろいろなデザイナーVol38 ~ブルーノ・マットソン~

ブルーノ・マットソン

今回は、スウェーデンの家具デザイナーとして知られる「ブルーノ・マットソン(1907年~1988年)」をご紹介いたします。

ブルーノ・マットソンは、1907年にスウェーデンのヴェルナモに5代続く家具工場の息子として生まれました。5代も続く工場で生まれたマットソンは、当然のように家具職人としての知識等を学んでいきます。

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いろいろなデザイナーvol.33 ~イブ・コフォード・ラーセン~

イブ・コフォード・ラーセン

今回は、北欧らしいデザインでデンマークの家具を世界中に知らしめたデザイナーの1人「イブ・コフォード・ラーセン(1921年~2003年)」をご紹介いたします。

イブ・コフォード・ラーセンは、1921年にデンマークで生まれました。王立美術大学卒業後、インダストリアル、プロダクトデザイン等を手掛け、家具デザイナーとしてクリステンセン&ラーセン社のデザインを担当することになります。

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いろいろなデザイナーVol.24 ~ヴィコ・マジストレッティ~

ヴィコ・マジストレッティ

今回は、プラスチック家具にいち早く取り組んだことで知られる「ヴィコ・マジストレッティ(1920年~2006年)」をご紹介いたします。

ヴィコ・マジストレッティは、1920年にイタリアのミラノで生まれました。
建築については、イタリアの名門でもあるミラノ工科大学で学びます。1945年に卒業するとすぐに父親のデザインオフィスに勤務し、デザイナーとしてのキャリアをスタートさせます。勤務し始めてから間もなく、Cassina(カッシーナ)やarflex(アルフレックス)といった一流のインテリアブランドでデザインを手掛けるようになって行きます。

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いろいろなデザイナーVol.16 ~倉俣 史朗~

倉俣史朗

今回は、日本国固有の文化や美意識を感じる独創的なデザインを生み出し続けたデザイナー「倉俣史朗(1934年~1991年)」をご紹介いたします。

倉俣史朗は、東京都文京区本郷で生まれました。生まれた家は第二次世界対戦時の東京空襲で焼けてしまい、戦後は東京都豊島区の駒込に住んでいました。東京工芸高等学校で学び、その後さらに学ぶべく桑沢デザイン研究所のリビングデザイン科へ通います。そこで家具や素材について深く学んだ後、三愛宣伝課、松屋インテリアデザイン室を経て独立を果たします。独立した当初からアクリル素材を好んで使っていた倉俣史朗は、透明感があり浮遊したような作品を多く生み出していきます。この頃、横尾忠則らとコラボレーションした作品も発表し注目を集めるようになります。

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いろいろなデザイナーVol.11 ~エーロ・サーリネン~

エーロ・サーリネン

今回は、フィンランドに生まれ、後にアメリカで建築家・プロダクトデザイナーとして活躍した「エーロ・サーリネン(1910年〜1961年)」をご紹介いたします。

エーロ・サーリネンは、1910年に建築家のエリエル・サーリネンの子として、フィンランドのヘルシンキで生まれました。父のエリエルは。フィンランドでも有名な建築家で、パリ万博のフィンランドパビリオンの建築やヘルシンキ中央駅周辺の都市計画などを手掛けました。

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いろいろなデザイナーVol.8 ~アルネ・ヤコブセン~

今回は1度は座ったことがあるはずの椅子「アントチェア」をデザインした「アルネ・ヤコブセン(1902年~1971年)」について紹介したいと思います。
アルネ・ヤコブセンのフルネームは「アーネ・イミール・ヤコブセン」と言います。
1902年にデンマークのコペンハーゲンで生まれます。
最初は画家を目指していましたが、両親の反対を受け断念。その後、友人の建築家に絵の才能を認められ建築の道を勧められます。
1924年にデンマーク王立芸術アカデミーに入学、在学中にパリ万博のデンマーク館に使用する椅子の設計を手掛けています。
1929年には友人の建築家とモダニズムの形式をとった未来の家を発表します。この作品がデンマーク国内に置いて高く評価され注目を集めます。以降は住宅の設計依頼が増え始めたため事務所を設立。数々の住宅を手掛けていくことになります。
アルネ・ヤコブセン
第二次大戦中は、設計などはほとんど手掛けることはありませんでしたが、亡命先のスウェーデンから帰国後徐々に仕事を再開していきます。そして1950年ごろから世界的な評価を受けることになる家具デザインをスタートさせます。そのスタイルは1952年に作られた「アントチェア」で確立されます。

アントチェアは座面から背もたれに至るまでを成型合板で制作し、脚はスチールパイプを使うというものでした。コスト面でも低く抑えることができ、さらに座面から背もたれに至るまでの曲線が座っている人の姿勢にも自然にフィットし、何とも言えない心地よさを感じることができます。現在でも非常に人気のある椅子として知られています。

アントチェアの発表後、「セブンチェア」「スワンチェア」「エッグチェア」と続けて発表していきます。これらの椅子はホテル等にも置かれ高く評価されます。

ヤコブセンは、建築や家具だけでなく、照明や時計に至るまで様々な物をデザインしてきました。機能主義をポリシーとし余計な装飾は行わず、使い勝手を考えた作品を多く残しています。
今でも世界中で使われているのも、この使い勝手を考えたデザインだからこそなのかもしれませんね。

 

ハプセント

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